

雫
お疲れ様です。個人で内装業やっているものです。趣味でハメ撮りしてます。マッチングアプリで見つけたのは、プロフィールに「お酒好き。人の話を聞くのが得意です」とだけ書かれた女性。写真には着物姿で微笑む、可愛らしい女性。メッセージのやりとりは、どこか余裕があって、言葉の端々に色気が漂っていた。「スナックをやってるの。今度、閉店後に少しだけ会わない?」駅裏の細い路地にある小さなスナック。駐車場があるコンビニで待ち合わせ。コンビニから現れたのは、写真以上に艶やかな‘ママ’だった。全身和彫りで口紅を引いたその横顔に、時間の重みと女の余裕がにじむ。視線が重なり、沈黙が生まれ、そして自然と身体が近づいた。そのまま車で向かったラブホテル。シーツの上では、ふだんのママとは別人のように情熱的な彼女がいた。年齢も立場も関係ない。ただ、お互いを確かめ合うような夜だった。事後、髪をかき上げながら彼女が言った。「また会いたくなったら、スナック来てね」今度は店内でセックスしようかな。