繁華街のラブホ周辺は、肌寒い深夜でも人が多い。そこから少し奥へむかった所で、自販機の前でうずくまっている女がいた。ロングの黒髪に整った顔立ち、コートの隙間からみえる足は引き締まっていてつい撫でてしまいたくなる。話しかけると、職場のドクターとの飲み会があったが上手くいかず、同僚にも置いていかれたらしい。こんなに華やかなナースがいる病院なら通ってみたいものだが、飲み会でベロベロの状態では都内のどこに職場があるかは聞き出せなかった。私はこの置いていかれた女の肩を抱き家へ連れて帰った。コートを脱がせると身体のラインを強調するワンピース。ドクターに取り入ろうとする気合いが伝わる。ここまで準備した服で何もされなかったらこの女が可哀想だ。私は寝ている女の服に手を伸ばしその身体を味わうことにした。