こんな冴えない僕でも、学生時代に猛勉強して、社会に出ても必死に働いたら、出世もできるし、美人な妻とも結婚できた。そう、僕は若くして幸せをつかんでいた。ただ父とは反りが合わず、父の生き甲斐である大工の仕事を継がない事を僕が決めてから、まともに口を聞いていない。だから父の仕事の経理などは、妻に任せきりだった。妻とは夜の相性は悪くなかった。ただ僕は一度射精すると、二回戦は出来ないタイプで、妻が求めてきても、射精後は必ず断っていた。そんなある日、早めに帰宅した時、汗だくの父と、夕方なのにシャワーを浴びている妻がいた。二人の言葉を聞く限り、嘘をついているようには聞こえない。ただ無性に違和感を感じていた。そして、とうとう父と妻の不倫現場を目撃してしまう。なぜだ…あんなに幸せだったのに…。どこで間違ったんだ。そんな事を考えながらも、僕の性器は触らずとも射精しそうなくらいに勃起していた…。